[アップデート] ついに AWS Chatbot が 200を超える Amazon EventBridge イベントに対応しました!

[アップデート] ついに AWS Chatbot が 200を超える Amazon EventBridge イベントに対応しました!

ECSも、EC2 AutoScalingも、Step Functionsも、欲しかったやつ全部いけまっせ!
Clock Icon2021.04.21

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ちゃだいん(@chazuke4649)です。

Slack & Chime ユーザー待望、ついに AWS Chatbot が 200を超える Amazon EventBridge がサポートする全AWSサービスのイベントに対応しました!

AWS Chatbot now expands coverage of AWS Services monitored through Amazon EventBridge

Using AWS Chatbot with other AWS services - AWS Chatbot

何が嬉しいの?

以前は、Chatbotのイベントサポートには、Config、GuardDuty、AWS Health、Security Hub、SSM しか含まれておらず、対象外のサービスは Lambdaを介する必要がありました。

それが本日より、Chatbotは、EventBridgeによって処理されるすべてのサービスイベント(例:ECS、EC2 AutoScaling、Step Functions)を処理することができるようになりました。

もう、各AWSサービス→EventBridgeルール→SNSトピック→Chatbot→Slack/Chime でいけます!

Amazon EventBridge Previously, AWS Chatbot event support only included:AWS Config, Amazon GuardDuty, AWS Health, AWS Security Hub, and AWS Systems Manager. Currently, AWS Chatbot can process all service events handled by Amazon EventBridge.

引用元)Using AWS Chatbot with other AWS services - AWS Chatbot

対象となるEventBridgeのイベント一覧は以下をご覧ください。

Events from AWS services - Amazon EventBridge

今で対象外だったサービスの対応方法(Lambda)は以下ブログにてご案内していました。

Amazon SNS から AWS Chatbot を経由した通知がうまくいかない原因と対処方法 | DevelopersIO

やってみる

それでは早速、既存のECSサービスにてタスク起動時のイベントを、Chatbotを使いSlackチャンネルに通知させてみたいと思います。 手順は以下の通りです。

  1. Chatbotの作成
  2. SNSトピックの作成
  3. EventBridgeルールの作成
  4. 通知テスト

Chatbot、SNSトピック、ECSについては、詳細な手順は割愛します。以下ブログをご参考ください。

ついに来た! AWS Chatbot が一般公開(GA)になりました! Slack連携が捗ります! | DevelopersIO

【全リージョン対応】EventBridge + SNS + Chatbotで GuardDutyの結果を Slackチャンネルに通知する | DevelopersIO

AWS Budgets のアラートを AWS Chatbot へ通知してみた! | DevelopersIO

1.Chatbotの作成

以下の内容でChatbotを作成し、biz-aws-xxxというSlackチャンネルに通知させます。

2.SNSトピックの作成

以下内容でSNSトピックを作成し、先ほどのChatbotに連携します。

3.EventBridgeルールの作成

EventBridgeルールを作成します。

コンソールでは以下の通り設定し、ECSのデフォルトのイベントパターンで、State Changeのイベントタイプを全て対象とします。

結果このようになります。

4.通知テスト

準備ができましたので、ECSタスクを起動させてみます。

すると、以下のような通知がSlackに飛んできました!

まずは、PROVISIONINGのステータスが通知されました。

十分見やすいですね!

続いて、PENDINGを挟み、RUNNINGの通知もきました。

なんの問題もなくサクッとECSタスクのステータス変更をSlack通知することができました。

終わりに

Chatbotにて、ごく一部のみ対応だったEventBridgeのイベントを一気に全AWSサービス対応となり、待ち望んでいた方も多いのではないでしょうか?改めて他のサービスでも試してみたいと思います。

それではこの辺で。ちゃだいん(@chazuke4649)でした。

P.S.ちょっと夜更かしして寝ようと思った矢先に今回のアップデートが目に飛び込んできてしまい、書かずにはいられない衝動というやつですね。

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